2012年8月10日

BOOMTOWN公開中

Jコミさまにて『BOOMTOWN』全4巻分が8月9日から無料配信されています。

リンクはこちらから→『BOOMTOWN』

この作品は竹書房『コミックガンマ』にて連載されましたが廃刊に伴い続きを描くことが叶わなくなりました。


『BOOMTOWN』は私にとってかなり思い入れのある作品です。
作品が完結していないことで、むしろ燃え尽き感を覚えることもないままに精神的に「継続」してきた世界でもあります。
未完といっても基本的には一話完結の作品ですので安心してご覧いただけるかと思います。
連載当時のガンマ或いは単行本で読んでくださったかたも、まだ眼にしたことがないかたも是非読んでみてください。


ちなみに単行本では永遠に直ることのなかった第2巻目のTRIP.12のタイトルをJコミさまに修正していただきました。
18年も経ってやっと正しいタイトルになったよー!という気持ち。
当時交換等でお手を煩わせた第3巻の乱丁も勿論正しい順番になっています。

表紙の処理やピンナップを除けば、デジタルによる色処理を本格的に行ったのが第2巻のTRIP8.5から。
線画をスキャンしPhotoshop2.0を使い、チャンネルのみで画像処理をしていたその場面が昨日のことのように思い出されて恐ろしいやら懐かしいやら。


少しでも多くのかたに読んでいただけますように。

10 件のコメント:

  1. 素晴らしい!
    内田先生の全作品の中でもマイベスト!な逸品です。
    是非是非続編を…(-人-)

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    1. ありがとうございます!
      何度でも読んでやってくださいね!

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  2. コミック版を、まだ大切に持ってます。
    私もベストな1つではないかと思ってます。

    時代背景を考慮して、続編を期待しおります。

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    1. ありがとうございます!
      こうして言葉をいただくことは、作品を生み出した自分への大きな糧になります。
      BTを公開して本当によかったと思います。
      いつまでも心の中でベストな位置に置いていただけますように。

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  3. コミックガンマはこの作品目当てで買ってました。懐かしい。
    単行本ももちろん全巻持ってます!
    デジタルで改めて読ませていただきます。出来れば続編も是非!

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    1. ありがとうございます!
      自分が好きなものを何度見ても飽きないように、繰り返し見ていただけることはとても幸せなことです。
      そして同じシーンも例えばiPadやiPhoneで、何度でも開いてもらえる作品であったらと思います。
      ずっとそんな名誉をいただけますように。

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  4. 気がつけば、BOOM TOWNがUpされていました。
    単行本はもちろん、大切にもっています。
    この作品を読んでから、他の作品も読むようになりました。
    どのような形であれ、続編を願わずにはいられません。

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    1. ありがとうございます!
      大切にして頂けること、何より嬉しいです。
      今この作品を公開してよかったと思います。
      心の中にはこの世界が広がっていますが、お見せ出来る形にならなくてごめんなさい。
      未収録16頁も公開されましたらどうぞ見てくださいね。

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  5. アルクトゥルス2012年10月28日 23:17

    私が高校生の時知り今までにない類の刺激を覚えた作品が[BOOMTOWN]でした。
    近年.hackやソードアートオンラインなどバーチャル世界を舞台にした作品がでておりますが、それでもBOOMTOWNの現実感のある表現にはいまでも圧巻です。

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    1. ありがとうございます!
      BOOMTOWNという作品を描いたことがどれだけの意味を持っていたのか、
      時を経て知ることが出来ました。
      これに限りませんが、無駄なことはひとつもないと感じています。
      嬉しい言葉を頂きありがとうございました。

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