先日見ていた海外ドラマCSIに大型インコが使われていました。
好きなシリーズではありますが、そのシナリオにはちと疑問が。
内容としてはインコが証拠のカギを握っているという話で、鳥のショップが出てきます。
店員が「こいつら人の言うことを真似するだけで意識はない」という内容のセリフ。
そこががっかりの発端。
インコに馴染みのない方はピンとこないかもしれませんが、実際はそんなに単純ではありません。
飼っている立場としては思うところがありまくりなわけですが、まあそこは置いといて。
シナリオライターの全てが広範な知識を持っているわけでなし、こういうこともあるだろうなとは思います。
しかし犯人がそのインコを無理矢理ケージに入れたとなると、どうなんだよと。
見知らぬ人にそんな真似されたら流血、よくても傷だらけにはなるはずなんだが、とか、噛まれた傷だけでなくアザにもなっちゃうよとか。
ましてコンゴウ種の中でも一番大きな鳥だったので、下手をすると指が落ちるくらいのことは有り得るクチバシなんですがとか。
専門家に聞けばもう少し判る、しかもドラマ展開の根幹をなす証拠に直結する問題。
それは重大な証拠となって身体に残るはずのものなので気になるったらありゃしません。
しかし出来たはずの傷が消えるほど時間的に間が空いていたのかという疑問については、話を真面目に聞いていなかったのでツッコミきれません。
残念至極でございます。
犯人はインコ慣れしていたとか、そんな設定を聞き逃したとかだったらすまんです。
インコ慣れしてても噛まれるときゃ噛まれますけども。
分かります!
返信削除昔同じ様なドラマの話しを聞いたことが有り、
そのドラマかな?なんて思いました。
インコはオウム返ししかできない。
何も考えてない生き物だなんて・・・。
ナンセンスなんですよね。
やっぱり、プロなら書く前に調べましょう。
なんて思ってしまいました^^;
アチキは昔やっていたバイトの絡みで
返信削除内科医の知り合いが多いんですが(^_^;)、
ERにハマっている先生が意外と多い事に驚いた記憶があります。
マニュアルと違う薬剤投与量や処置でも
体格や症状を観たら自分でも同じ判断をすると言う事が多いらしく
処置や言葉遣いも極めて正確で
医師として違和感なく観ていられると言うのです。
そんな訳で、日本の病院ドラマは見るに耐えないけれど
ERは好きでよく見ると言う医師は多いようですね。
ところで、
>「こいつら人の言うことを真似するだけで意識はない」
と言うのは、明らかに間違いですね(^_^;)。
インコやオウムが言葉で意思表示できる事は
既に確認されていますから。
yuki☆さん
返信削除そうなんですよ。
犯罪調査の繊細さが必要なのに、どう考えても簡単に思い至る疑問に辿り着いてないのがイヤですねぇ。
この手のことは専門知識なしでも疑問が持てる事柄で、可能性を狭めないでものを考えていればいいだけではないかと…
そうすれば実際に専門家に相談する知恵も働いたと思うんですが。
創作する立場として、もう少し想像力を働かせて欲しかったと残念な気持ちになりました。
竜三さん
返信削除ERはその緻密な設定、本物の医療現場の再現も売りですから、当然そうなるでしょうね。
実際の医師が監修について現場のリアリティを追求していますし。
だから面白さが増してくる、ERってそういうドラマですよね。
ただ、リアリティって必ずしも事実の追求ではありませんから、正確さだけが要求されるわけではない難しさがありますね。
作品の性格によってちゃんと見分けないと、と思います。
もちろん間違いですね。
確認されていることはもとより、現実にインコたちと暮らしていればその感性と意識の高さにすぐ気付きます。
ありますね。飛行機関係は間違いが多いすぎます。
返信削除機長が右に座ってたり(この時点で超ズッコケ)、服装とか無線(特に用語)がデタラメ、エンジン止まったら墜落だとか、旅客機が積乱雲に突っ込んですごく揺れるとか(それを避けるのがパイロットの仕事なんですが・・・)、目も当てられないですー。
GB250さん
返信削除リアリティ・倫理観との兼ね合いで許せないことはどうしてもありますね。
あんまりひどいのはお笑いとして突っ込んで楽しみ、微妙なのは作品性とどう関わるかのバランスで。
まーでも、ハチャメチャB級が面白いってこともありますからお慈悲を。