2007年7月13日

ヒトのかたちを見た

昨日大衆演劇の舞台を見てきました。
いや素晴らしいと思いました。
彼等の身体が芸術的な部品と化しているようです。
長時間の舞台を飽きさせないと言うのも、パーツの美しさを見続けることが出来たからでしょう。
美しくかっこよくけれんのかたまりとなれば、おばさまがたがおひねりを入れる為に出ていくのも当然なのかもしれません。
私はおそらく死んでも入れたりしませんが、それほどまでに魅入られる事実には理解が及びます。



でも佳境に入ったとき隣にいた女性がいきなりバッグの中からペンライトを何本か取り出しました。
ファンの皆さんは歌に合わせてペンライトを振るのです。
で、彼女私にそれを2本寄越しました。
私に連れがいたので2人で振れと、こういうわけです。
そんなバカなとは思いつつ、狭い劇場の中ほとんど目の前にいる役者さんにやる気がない態度を取るわけにはいきません。
実際楽しませてもらっている以上礼儀を尽くさなければいかんとペンライト振りましたよ。
どうもどうも、ありがとうございますとか何とかいいながらペンライトを返却しますと「折角ある物は使わなきゃ勿体ないですから」と説得力のあることをおっしゃいます。
まあその通りです。
この舞台のトータルな演出の一部として役者さんもペンライト隠し持ってるくらいですから、ノリを合わせる義務すら発生するのだなと思いました。
でもでも次は堪忍してください…私はやっぱりペンライト振りには向いてねーです、す、すいません。

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